子供達の未来に夢をのせて

2017 年 5 月 4 日

ハルトノクラブ代表:黒澤紀久

img42c8b60b53210ハルトノクラブは、平成12年1月に茗渓学園近隣の小学生を対象にバドミントンを通して子供達の心身の健全な発達を願ったスポーツ教室「茗渓学園バドミントン教室」から始まりました。

当時、多くの小学生の参加を願いウサギさんがバドミントンをして楽しく遊ぶポスターを作りつくば市内の公共機関に掲示いただいたのを昨日のように思えます。

開講当初10名程度の児童達もいつのまにかどんどん増えて、気が付くと40名を越える大所帯となっていました。熱心な選手も増え、平成14年にはつくば市ス ポーツ少年団に登録し同時に茨城県小学生体育連盟バドミントン専門部にも登録し全国大会までつながる公式戦にも、この年から参加するようになりました。

クラブチームとして団体登録するには、クラブチーム名が必要になり、誰と相談するわけもなく黒澤の独断と偏見で「ハルトノクラブ」と命名してしまいました。ハルトノは 1960年代に世界の頂点に8年間君臨したインドネシアのバドミントンプレイヤー(写真)です。いまだもってこ の記録にたどり着いたバドミントン選手はいません。彼ハルトノの生き様や政治そして国家を背負った闘いを知る一人として自分の創ったクラブチームにはどう しても彼の名前を残したかった・・・・黒澤のささやかなわがままで決まった名前でした。

時に平成14年10月に日本バドミントン協会は新しい門出を迎えました。オリンピックのメダル獲得を最終目標とした「アクションプラン 2002 」が提示されジュニア育成プランのガイドラインとその一貫指導体制が始まりました。 バドミントン競技に限らず、いまや多くの競技種目団体がジュニア選手の発掘および育成に力を注いでいます。

ハルトノクラブは決してオリンピック選手を発掘するクラブではありません。

しかし、子供達の能力は無限であり、ゴールデンエイジと呼ばれるこの年齢期に、心と体の健全な鍛錬は、子供達の将来にかけがえのないものとなると確信しています。
下記にあげるクラブの目標に賛同いただき、多くのクラブ員が参加いただけることを期待しています。

  • バドミントン競技を通して友と楽しく遊ぶこと
  • バドミントン競技を通して、試練に耐えて目標に向って努力する姿勢を育成する
  • 大切なゴールデンエイジ期の身体能力および柔軟性を育成する
  • 異年齢の友と協調し、技術向上と心身の鍛練に努める
  • スポーツ選手としての真摯な態度と爽やかな挨拶を身につける

子供達の輝く未来に夢をのせて、平成29年度をスタートさせたいと思います。

* 掲載画像:小島一平著「ガッツ バドミントン」(すでに絶版です)からの抜粋