第20回関東小学生バドミントン選手権大会 兼 第34回全国小学生バドミントン選手権大会関東地区予選会 参加報告
10月18、19日、小瀬スポーツ公園体育館において、第20回関東小学生バドミントン選手権大会 兼 第34回全国小学生バドミントン選手権大会関東地区予選会が開催され、ハルトノからは11人が参加しました。
結果は以下の通りです。
<4年生以下女子シングルス>
さら 準優勝 全国大会出場決定!!
<4年生以下男子ダブルス>
るいと・ゆうが ベスト8
<4年生以下女子ダブルス>
はな・はるか 2回戦敗退
<5年生以下女子ダブルス>
みお・みおり 1回戦敗退
<6年生以下女子シングルス>
ゆい ベスト8
藤ゆうな 1回戦敗退
<6年生以下女子ダブルス>
りりは・せんか ベスト8
1日目は1、2回戦が行われました。メインアリーナは昨年同様に空調が入っていたため、シャトルのコントロールに苦労する場面も多く見られました。
関東大会に出てくる選手は各都県のベスト4。どの選手も簡単には勝てる相手ではないことはわかっていたはずですが、想定していたよりも厳しいショットを受けて、受けに回ってしまった選手もいたのではないでしょうか。
緊張から体が硬くなって、思うように体が動いていない場面も多く見られました。
そのような中、厳しい試合も多くありましたが、シングルスで、さらとゆいが、ダブルスで、るいと・ゆうがとりりは・せんかがベスト8に入り2日目にコマを進めました。
2日目は準々決勝から決勝まで行われました。
全国への切符は4枚のみ。朝一の準々決勝が全国行きをかけた重要な一戦となります。
さらは前日の厳しかった2回戦の勢いをそのままに準々決勝も突破し、全国行きを見事決めました!!
るいと・ゆうがは最終的に優勝した千葉県の3年生ペアに1ゲーム目はコートを広く上手く使われて、自分達のミスも重なり、手も足も出ず取られてしまいました。
2ゲーム目も序盤は同じように点を失っていき、徐々に離されていく展開。
中盤から開き直って攻めに回ったところで、ようやく反撃開始、焦って攻めてきた相手にカウンタードライブで押し返し、いい形が作れていたと思います。
結果は完敗でしたが、トップ選手相手にも通用する部分があると実感できたのではないでしょうか。
ゆいは昨年も準々決勝で対戦した神奈川県選手と再び全国大会出場をかけて対戦することに。
序盤、ゆいのショットスピードに合わせ切れていない相手にミスが出て、大きくリードするところからスタート。
そのまま勢いに乗っていってほしかったところでしたが、冷静にラリーを積み重ねる相手に一気に追いつかれ、さらにはクロスクリアで追い込まれていく展開に防戦一方。そのまま1ゲーム目を取られてしまいました。
2ゲーム目はリードを奪いながらも一進一退でどちらも譲らず、決定的なショットもしぶとくつなぎ長いラリーが積み重ねられていきました。点数が競ったまま終盤を迎え、19点を先に取りましたが、そこからの1点が遠かったですね。
体の成長に伴い、増える負担に不安を感じながらもよく我慢して試合をしていました。個人戦は負けてしまいましたが、全小の団体戦に向けて、まずは関東オープンに向けてレベルアップを目指してください。
りりは・せんかの相手は、練習会でも何度も対戦している神奈川県選手となりました。
厳しい試合が予想された中、序盤は非常によいすべり出し。大きくリードを奪いインターバルに入りました。
もうひと山あることを想定して迎えたゲーム終盤、リードしたところから足が前に出なくなり、ネット前で押せなくなったところでミスが重なり、失点を重ねてしまったところを見逃してくれず、19点で1ゲーム目を落としました。
2ゲーム目は気落ちしたところを一気に走られ、4-11でインターバル。でもまだまだそこであきらめず食らいついていくことができたのは成長した証拠かと思います。
無理には攻めず堅いレシーブから組み立てていく、練習してきた展開でじりじり差を詰め、りりはのサーブで一気に連続得点で逆転でゲームポイント。でもあと1点を取ることがこんなに難しいのか、相手もここで踏ん張り延長となり、最後はせんかの前へのショットがネットにかかり万事休す。準々決勝敗退となりました。
最後のショットも前に足を踏み込み、ギリギリのところで勝負しにいった結果で本当に紙一重の所だったと思います。
どんなに攻められても押し返すレシーブ力、左右に振られてもしっかりつなぐことのできるコートカバー力、この数ヶ月で大きく成長できました。
全国へ行くことができなかったのは残念ですが、次の目標に向かって進んでいきましょう。
残るはさらのベスト4の戦い。準決勝はここのところ分の悪かった相手に先行し逃げ切りたいところでしたが、追いつかれて厳しい展開に。
このまま負けるといういつものパターンか?と思いきや、我慢我慢でシャトルに食らいつき見事勝ち切りました!!
負けて泣いているのは最近よく見てきましたが、勝って泣いているところを見て、この試合にかける思いを感じることができ、こちらも感動しました。
決勝は練習会、公式戦通じて1度も勝ったことのない神奈川県選手。序盤は鋭いクロスのショットに手が出ずに一方的な展開に。
それでも今大会は冷静に戦うことができていました。際どいコースへのレシーブで相手を苦しめ、要所で決まるクロスヘアピン。
2ゲーム目の延長、ファイナルゲームと驚異的な集中力でゾーンに入っていましたね。いい顔で試合をしてました。
力負けすることなくラリーを展開していましたが、最後は渾身のクロスヘアピンをギリギリのところでクロスヘアピンのネットインで返され、力尽きました。
非常に惜しい準優勝でした。。。
ここまでやってもまだ勝てないのか?と思わせるような試合でしたが、それでもまだまだ発展途上。
全小では更にレベルを上げてこの試合を上回る試合を見せてもらいたいところです。
8月の県大会から2か月間、この関東大会に向けて、ハルトノメンバーのサポート、練習会を開催いただいた皆様の協力の元、それぞれの選手たちが非常にいい練習を積み上げてきました。
その練習の成果を発揮しても、関東大会のレベルでは結果を残すことは難しかったというのが率直な感想ですが、それでも上を目指すためには良い取り組みを続けなくてはなりません。
来年は全小が茨城県開催。県大会を抜ければ即全国ですので、多くの選手に全国大会出場のチャンスがあると思います。
今大会の応援でも見せたチームの団結力で、選手、保護者、コーチそれぞれがやれることに引き続き取り組んでいきましょう!!
最後になりましたが、本大会を主催していただきました関東バドミントン連携及び関東小学校バトミントン連盟、また主管してくださいました山梨県バドミントン連盟及び山梨県小学校バドミントン連盟の皆様、誠にありがとうございました。








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