第35回若葉CUP全国小学生バドミントン記念大会 参加報告

7/19〜7/23、西山公園体育館(京都府長岡京市)で開催された第35回若葉カップ全国小学生バドミントン記念大会に、男子茨城県代表として参加してきました。
メンバーは、はやと、たいせい、けんた、こうすけ、かいと、だいち、はる、こうき、ひでかずの9名。
ハルトノの最高成績ベスト8を超えることを目標に戦ってきました。

 

【結果詳細】

<初日>
開会式後の予選リーグ1試合目は埼玉県第2代表の志木ジュニアバドミントンクラブとの対戦でした。
練習会でいつもお世話になっている、手の内を知り尽くした相手。
それは、志木ジュニアさんも同じですので、ここで当たりたくはなかったというのが正直なところです。

6Sははやと、相手エースとの直接対決の実現はなりませんでしたが、危なげなく2-0で勝利。
初戦で緊張するところをチームに勢いをもたらすため、キャプテンとして重要な仕事をしてくれました。

勝負どころと位置づけていた、4Sはだいち、練習会では引き分けはあっても負けていない相手、否が応でも勝ってもらいたいところでしたが、会場の雰囲気、特有の空調による風の流れを味方につけられず、1ゲーム目の入りからミスを連発。
2-11で折り返したところで、ここで踏みとどまれるよう喝を入れ、奮起を待ちました。
インターバル明けは、息を吹き返し一時は同点とするも、そこからゲームを取り切るところまで持っていけず、1ゲーム目を落としました。
2ゲーム目は一転、相手のミスの連発で抜け出す展開に。2ゲーム目を取り返してファイナルへ。
ファイナルは、1ゲーム目と同様、序盤からクリアはバックアウト、スマッシュはネットに突き刺さり、ドロップは相手コートまで届かず、何をやってもうまくいかない状態に、本人もどうしていいかわからなくなってしまった状況だと想像しています。
1-11でチェンジエンズ後は踏ん張りましたが、序盤の差は大きく、届かず敗退し、厳しい状況となりました。

5Dはこうすけ・はる、公式戦では去年の全小県予選以来のペア。昨年メンバーとしてベンチ入りした経験と、ダブルス練習を積み重ねてきた成果も随所に出て、食らいついていったと思います。
結果は0-2で負けましたが、次につながる戦いでした。

6Dはたいせい・けんた、相手エースがダブルスにまわり、厳しい戦いが予想されましたが、必死にシャトルを返し、奮闘しました。
しかし、最後は空いたスペースへ打つ余裕を見せられ、0-2で敗北。
チームとしても負けが決まりました。

5Sはかいと、チームは負けましたが、決勝トーナメント進出の望みをつなぐため、ここはどうしても負けられない勝負でした。
相手は2学年下の2年生。向かってくる相手で、守りに入ってしまうと苦しい戦いになることも予想されました。
1ゲーム目は苦戦しつつも何とか取ったものの、2ゲーム目途中、軽く足首を捻って動きが鈍くなり、気持ちも守りに入ってしまったところを上手く狙い撃ちされ、ファイナル突入。
その流れでファイナルもリードされる展開で、18点を先に取られる苦しい展開。しかしながら4年生の意地を最後に見せて2-1で勝利。

2-3でチームは敗れてしまいましたが、望みをつなぎました。

 

<2日目>
予選リーグ2回戦は山形代表のふじかげバドミントンスポーツ少年団が相手でした。
ここで大勝して決勝トーナメント進出の望みをつなぐため、オーダーを組み替えて臨みました。

6Sはたいせい、はやととともにハルトノの2枚看板として2年生からの5年間この若葉カップでも活躍してきました。
要所で低いクリアを狙い打たれ、攻め込まれる場面もあり、競った試合となりましたが、勝負所で経験を如何なく発揮し、2-0で勝利しました。

4Sはかいと、相手は3年生。体格差もあり、パワーで押し込み有利な展開も多かったですが、ライン際にいいショットを決められ点数を取られる場面もありました。
結果は2-0で勝利。ポイントゲッターとしての役割を果たしました。

5Dはだいち・はる、昨日の負けを引きずることはなく、ポイントを積み重ねていきました。
攻め急いでのミスで、余計な点を献上してしまっている点はこれからの改善課題ですが、2-0で若葉初勝利おめでとう。

6Dははやと・けんた、はやとが縦横無尽に走りまわり、相手へのプレッシャーをかけ続けミスを引き出していきました。
けんたも練習通りに自分の責任を果たし、自分の周りのレシーブをし、スマッシュを打ち続けました。
ギリギリの試合でしたが、最後の若葉で、2人で勝利することができたのは、いい経験になったことでしょう。

5Sはこうすけ、格上の相手に序盤は角度のある鋭いショットとフォアからのクロスロブで上手く相手を崩していくことができました。
自分だけ勝利できなかったことは悔しかったことと思いますが、内容は次につながるもので、今回の大会を通じて大きく成長できたのではないでしょうか。
来年は6年生となり、最高学年としての役割は重要なところとなります。
ここからの成長に期待しています。

結果、チームとしては4-1の勝利ということで、翌日の志木ジュニア−ふじかけ戦次第で決勝トーナメント進出の可能性があるところまでもっていくことができました。

 

<3日目>
決勝トーナメント進出の可能性を信じて会場入りしました。
注目の志木ジュニア−ふじかげの試合は3-2で志木ジュニアの勝利。ただ、どちらが勝ってもおかしくない接戦でした。
残念ながら、決勝トーナメント進出はなりませんでしたが、大きな声を出した応援、最後まであきらめずに戦えたことは、来年の若葉カップに生きると思います。

 

今回、出場の機会がなかったこうき、ひでかずも若葉カップの雰囲気を感じ、来年は自分がという気持ちになっていると信じています。
唯一の全国小学生のクラブチームの団体戦である若葉カップはコーチ・保護者を含めたチームの総合力が試される機会であると考えています。
若葉の借りは若葉でしか返せないですから、来年もまたこの場に帰ってこれるよう、女子チームとともに、引き続き練習をがんばっていきましょう。

最後に、本大会に出場にあたり、黒澤先生、芳賀コーチをはじめ保護者、関係者の皆様のご協力、支援を賜りました事、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

大会を運営していただきました、日本小学生バドミントン連盟の皆様、ありがとうございました。

大会結果