第32回若葉カップ全国小学生バドミントン大会 参加報告

P10103307/29~8/1西山公園体育館(京都)で開催された第32回若葉カップ全国小学生バドミントン大会に、男子茨城県第1代表として参加してきました。

メンバーは(い)だいち、りく、なおふみ、じょうし、たくま、たいせい、はやと、あつひろの8名、一昨年、昨年の5位入賞に続き上位進出を狙いました。DSC_1649予選リーグ初戦対西神ジュニア(兵庫)戦は4-1と好成績で勝利することができました。
6Sトップバッターは、キャプテンだいち。重責へのプレッシャーからかいつも通りにプレー出来ずに苦しみましたが2-0勝利。
4Sは3年生のたいせい。こちらも緊張と気合のバランスが取れず入れ込んだ競走馬のようなプレーに終始し相手の術中に嵌りながらも2-0勝利。
以前の2人ならば良くてファイナル勝利、普通ならファイナル負けしていた内容です。それでも2-0で勝利を得ることが出来たのは今シーズンの努力の成果だと思います。
続いて5Dはなおふみ&りく。こちらは連勝の勢いに乗って2-0で、本人達にとっては若葉初勝利でチームの勝利を決めてくれました。
結果も良かったのですが、カバーリングとコンビネーションに今までにない動きを見せ次の試合に期待を持たせてくれる良い内容でした。
6Dはじょうし&たくま。スコアだけ見れば完敗ですが、上級生相手に1点でも多く獲ろうと失敗を恐れず新しいプレーに挑戦してくれました。
勝てない相手に堂々と自分達のベストを出そうと挑戦する姿勢は素晴らしく、今後の成長に繫がる経験になったと思います。
5Sは3年生のはやと。気合と冷静さが同居した素晴らしいプレーで5年生相手に2-0完勝。
難しい初戦で持てる力を存分に発揮出来るのも、ABCや各大会で入賞を勝ち取ってきた経験が生きているからだと思います。DSC_16742戦目の対横倉ジュニア(宮城)戦では、6S、4Sと2勝し予選突破まで王手をかけましたが、続く5W、6Wが取られ、5Sまでもつれる試合となりました。
オーダーは前日の敵情視察結果から自信を持って初戦と同じにしました。P10103506Sだいち、4Sたいせいは、初戦と打って変わって、それぞれ完璧な内容でチームに勢いをつけて、5Dなおふみ&りくに繋いでくれました。
今後2人は初戦からこのパフォーマンスを発揮する為に何をすべきか、に取り組んで欲しいところです。
5Dなおふみ&りくは、彼等の強みを活かしファイナルの最後の最後まで競りましたが、17-17から勢いを失い18-21で敗戦。
ファイナルも中盤までリードしていただけに悔しい敗戦です。なおふみ&りくも対戦相手も勝ちたい中で必死でプレーしていました。
勝負を分けたのはパートナーシップの強さと今シーズンの努力の量と質だと考えています。
戦いがギリギリになればなるほど、「ちょっとの差」が大きな結果になって現れます。最後の最後でカバーリングが機能しなくなってしまうのは、まだまだパートナーシップが足りないから。
そして最後の最後でそれまで決めていたショットでミスが出るのは練習の量が足りず練習中の真剣さがまだまだ足りないから。
この辺りに2人が真剣に向き合うことが出来れば、今後の成長に繫がると考えています。
6Dじょうし&たくま、は初戦以上に強い相手に完敗でしたが、初戦同様1ラリー1ラリーめげずに挑戦し続け、スコアには現れませんでしたが1ラリー毎に内容が良くなっていく素晴らしい内容でした。
今回の悔しさと経験を胸に刻んで今後のレベルアップや取り組み姿勢の向上に繋げていって欲しいと思います。
5Sは1ゲーム目は取られたものの、2ゲーム目を奪取、勝負の行方はファイナルゲームへ。
しかし力及ばずファイナルゲームを落としジ・エンド。2学年違いの相手に対し、コーチングの実践と手持ちのショットのフル活用で良く頑張りました。
敗戦という結果ではありますが、打力と動きの質が同等以上の相手に対しどうやったら勝てるのか、その突破口を得ることが出来たのではないかと思います。
2試合通じて試合に出れなかったあつひろも、熱く必死に戦うチームメートを見たことで何かを得てくれたことと思います。来年はコートに立ってチームの勝利に貢献出来る選手になって欲しいと思います。
上記の結果、予選リーグ1勝1敗の2位となり決勝トーナメント進出とはなりませんでした。

緊張する中、キャプテンを中心にチーム一体となって最後まであきらめずに戦うことができました。
また応援や試合前のアップ等、数年前なら言われなくては出来なかったことが、言われなくても自分達できちんと高いレベルで出来るようになりました。
京都の地での戦いを積み重ね、OB&OGと共に経験してきたことがようやくチームとして蓄積され成長し、また選手個々が大きく成長してきた実感があります。
ただ全国大会でもっと勝ち抜いていくには、技術だけでなく、1本を取る強い気持ち、個人の更なるレベルアップが必要と感じます。
来年はもっと長い時間コートに立てるよう、今回の経験を活かし、練習を続けていきます。

本大会に出場するにあたり、黒澤先生をはじめ保護者&関係者の皆様より多くの支援を賜りました事、改めて御礼申し上げます。
練習場所を確保してくれた方、応援にお立寄りくださった方々等、様々なご協力があったからこそ、選手達がコートに立てたと思います。
ご協力いただいた皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。 ありがとうございました。