第37回若葉カップ全国小学生バドミントン大会 参加報告(女子)
第37回若葉カップクラブ対抗全国小学生大会、“小学生バドミントンの甲子園”
全国のクラブNo.1を目指すこの大会に、ハルトノ女子チームは
はな
ひかり
ゆきか
ゆり
あいり
れい
の6選手で挑戦しました。
大会初日の朝、ハルトノ男子チームのサポートを貰って初戦前に全力で身体を動かすことができました。
ヒッティングパートナーの時間を取ってくれた男子チームのサポートに感謝です。
試合会場の西山公園体育館に到着してからも、試合に集中しながらも選手の表情には笑顔も溢れ、初戦に向けた準備は整いました。
初戦は開催市代表、長岡京市スポーツ少年団との対戦。
48都道府県の代表の中から「まさか」の組み合わせが本音です。
第1シングルスではあいりが相手のミスを誘う頭脳プレーで得点していきます。
徐々に相手のペースになり追いかける苦しい展開になりましたが、全国の強豪相手に最後まで諦めないプレーをみせてくれました。
初めての全国大会の試合で緊張もあったと思いますが、顔色1つ変えない堂々とした戦いは、今後のさらなる成長を期待させるに十分でした。
次に繋がる敗戦になりました。
続くダブルスは、ひかり・ゆきかペアで挑みました。
負けられない第2試合のプレッシャーが2人にはあったと思います。
緊張感の中、試合の序盤はお互いのプレーを探りながら点を取り合う展開でしたが、スマッシュと前衛の攻撃が決まりだすと徐々に得点を重ねることができてきました。
第2ゲームからは攻撃を続けながらも冷静にアウトの打球を見極める落ち着いたプレーで勢いに乗り、
全国大会初勝利をあげて第2シングルスに繋げることができました。
第2シングルスははなの戦いです。
第1ゲーム、序盤から中盤にかけてお互いに譲らない展開から、強気のスマッシュで終盤に連続得点し先行できました。
続く第2ゲームでは風下になり、少し離されては追いかける苦しい流れでしたが、シャトル交換した後の変化を逃さず、
相手の攻撃に対しては強気のリターンを続け、冷静にアウトを見極めながら逆転に成功し最後まで押し切ることができました。
団体戦として1-1で対戦する重責の中、苦しい時も諦めずにシャトルを拾い、チームに勝利をもたらしてくれた価値ある1勝でした。
大会2日目、若葉カップ緒戦を突破し選手も集中できていました。
2回戦、山口県代表、下松ジュニアとの対戦は大きな山場です。
第1シングルスはゆりのチャレンジです。
対戦相手は全国大会に何度も出場している強豪ですが、持ち前の負けん気でシャトルを追いかけることができました。
強気のプレーで全国の強豪相手に立ち向かう経験が得られ、今後のさらなる成長に繋がる一戦となりました。
試合には負けましたが、全国レベルを肌で体験できたことは貴重でした。
ダブルスは、ひかり・ゆきかペアでチャレンジしました。
序盤はお互いに点を取り合う展開でしたが、相手のレシーブに対して予測できてくると、スマッシュとスマッシュからの前衛攻撃が決まるようになり得点しやすくなりました。
風下にチェンジエンズしてからも相手の強打を簡単に決めさせないレシーブと、冷静に風向きとアウトを見極めて確実に得点を重ねて勝利することができました。
全国レベルの相手に力を発揮できたことは自信に繋がる1勝になりました。
第2シングルスは初戦に続きはなに託しました。
初戦に続いて団体戦として1-1で対戦する重圧の中、集中して試合に臨めていました。
序盤から互角のラリーでお互いに譲らず、終盤まで一進一退の攻防が続く中、相手のミスにも助けられて先にゲームポイントを握ります。
強気の気持ちでラリーはできていましたが、ネットインや相手の強打に差し込まれ逆転で1ゲーム目を落としてしまいました。
続く2ゲーム目は風下でクリアが少し短くなったところ、相手が攻撃のパターンを変えてきて点数を追いかける展開となりました。
最後までシャトルを拾う気持ちは途切れず集中できていましたが、クリアとスマッシュで簡単なミスがでてしまったことが勝敗を分ける要因となり、2ゲーム目は相手に押し切られてしまいました。
敗れはしましたが、諦めない気持ち・戦う気持ちは途切れていませんでした。
この悔しい気持ちを糧に準備と努力を積み重ねる次の戦いに向けた第一歩になりました。
山口県代表との2回戦は1-2で敗退し、女子チームの若葉カップの挑戦は終わりましたが、全国の強豪選手との対戦を通じて、精神的にも技術的にも学ぶことの多かった貴重な大会となりました。
大会前日の公式練習では新潟県代表のはちみつジュニア、大会初日の大山崎体育館練習会場では、岐阜県代表の大垣北BSSの選手と交流試合の機会を得ることができました。
全国の強豪クラブチームの選手と対戦する機会に恵まれて貴重な時間を頂きました。
コロナ禍の続く中、様々な感染防止対策を講じて大会を開催頂いた協会・連盟・長岡京市の皆様、温かくおもてなし頂いた大会ボランティアの皆様、本当にありがとうございます。
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